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「前川リポート」と日米貿易摩擦(貿易摩擦シリーズ)

 日米貿易摩擦の歴史の中で、1986年4月7日に当時の日銀総裁である前川春雄が座長を務めていた国際協調のための経済構造調整研究会が報告した「前川リポート」というものがある。

 主な内容はアメリカの要求に応えて、10年で約430兆円の公共投資を中心とした財政支出の拡大によって経済規模(GDP)の拡大とそれに伴う円の需要をもたらし、結果的に円高ドル安に誘導していくというものだった。

 背景としては米国が抱えていた双子の赤字(貿易赤字と財政赤字が両立している状態をいう)の解消を狙って、貿易黒字国である日本に対しドル高是正を求める意図があった。

 結果として、1985年に行われたプラザ合意前の1ドル約240円から1988年には1ドル約130円まで円高が急伸しました。

 


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